
2024年6月25日、元校長・理事長である江副隆秀氏を偲ぶ会がホテル椿山荘東京にて執り行われました。
当日は、卒業生をはじめ、教職員や関係者など、江副氏の温かさ、知恵、そして教育に対する尽きることのない情熱に触れた多くの方々が集まりました。
弔辞では、学生に寄り添い続けた江副氏の人柄や生涯の取り組みについて語られ、参加者の心を深く打ちました。また、写真や映像を通じて、その歩みを振り返り、本校のみならず日本の語学教育全体に与えた大きな影響を改めて実感するひとときとなりました。

江副氏は、生涯を通じて、日本語を学ぶ外国人や学習困難を抱える人々の支援に尽力されました。彼が考案・発展させた「江副式教授法」は、視覚的な記号やジェスチャーを用いて日本語の文法を直感的に理解できるよう工夫されており、どんな背景の学習者にもわかりやすく日本語を届けることを可能にした画期的な教育法です。
式の後半には、参加者一人ひとりが白いバラを手向け、静かに想いを馳せる時間が設けられました。


江副氏の想いと優しさは、今もなお本校を導き続けています。その志は、彼を知るすべての人々の心に、そして彼が築き上げた本校の理念の中に生き続けています。
お忙しい中ご参列いただき、心を寄せてくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。
