先日、初級2特進クラスのヒロモトさん(方宏元さん)が、授業のはじめに三味線を披露してくれました。
三味線を始めたきっかけは、台湾にいた頃からその音色や演奏に惹かれていたこと。日本に来てからも三味線を続け、気づけばもう1年になるそうです。

本来はプロジェクト発表で演奏を予定していましたが、音響の都合で叶わず。
そこで先生が特別に時間を設け、クラス全員の前で演奏することになりました。
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演奏前、学生が大切そうに抱えていた三味線は傷一つなく、日頃から丁寧に扱っている様子が伝わってきます。いざ演奏が始まると、力強く澄んだ音色が教室いっぱいに広がり、廊下にまで響き渡りました。クラスメイトはもちろん、音に引き寄せられてやって来た先生方までが思わず聴き入るほど。

「東京音頭」と「津軽じょんから節」の2曲を演奏し、数分のひとときながら大きな拍手が送られました。
三味線を通じて、文化の枠を越えて心をつなぐ姿に、私たちも胸が熱くなりました。
これからも、その音色が多くの人の心に響き続けてほしいですね。