訃報

2024年12月18日、学校法人江副学園新宿日本語学校の理事長兼校長、江副隆秀氏が永眠いたしました。

約3年前に癌が発覚し、それ以降闘病生活を送っていました。

江副校長は、1975年に新宿日本語学校を設立、半世紀にわたり、熱心に外国人に日本語を教えてきました。日々、「どうすれば日本語をもっと上手に学べるか」を課題とし、品詞を可視化する独自の手法「江副文法」を考案しました。この手法は、学習者が日本語を効率的に習得するための重要な指針となりました。

また、長年にわたり、世界各国から多くの留学生を迎え入れてきました。外国人留学生が少ない時代から学校を運営し、日本語教育業界ではパイオニアの一人として広く認知されております。さらに、聾教育や日本に来る避難民への教育支援にも尽力し、2023年には文化庁長官表彰を受賞しました。

その逝去により、私たちは大きな喪失感を抱いておりますが、これからも新宿日本語学校教職員一丸となり、日本語に対する愛と情熱をもってその意志を引き継いでまいります。

皆様へのお願い

新宿日本語学校では、2024年12月23日より江副校長の祭壇を設置いたします。お手紙を残されたい方、献花されたい方、ご挨拶されたい方は、ぜひ当校1号館(東京都新宿区高田馬場2-9-7)まで、営業日にお越しください。また、SNS(X、Instagram、Facebookなど)で江副校長へのメッセージを公開される際は、ぜひ #江副先生 または #ezoesensei をご記入いただけますと幸いです。