ブラジルで日本語研修会を行いました③

去る1月16日日曜日、ブラジリアのモデル校でブラジリア日本語教師会の三分一会長や矢田先生のご尽力により、当校の江副校長が講師となった日本語教授法の勉強会が開催された。

今回の研修会は2時半から5時過ぎまで行った。1月のこの時期はブラジルは夏休み。特に、ブラジリアなどは、12月から1月が人が外に出て行ってしまう。そんなこともあり、研修会には人が集まらないと思われていたが、ブラジリア近郊からの参加も含め、20名以上が集まっての研修会となり、皆さんに喜んでいただき、ブラジリアまで行った価値はあった。なにしろ、ブラジルでの日本語教育の大御所であるブラジリア大学の上甲先生も参加されていたので今回の研修会は成功だと思った。

ブラジルで日本語研修会1ブラジルで日本語研修会1

ブラジルで日本語研修会2ブラジルで日本語研修会2

上甲先生は、今でも、江副式の一部を導入して教えられており、久しぶりの講義に「参加してよかったです」と仰られていたのには恐縮した。今後、ブラジリアでは、政府の肝いりで小中学校での日本語教育が実施されるとのことで、今回の研修会で勉強されたことも反映させたいとおっしゃっていた。今回の研修会では、サンパウロ同様、ブラジルで作成した「重箱カード」や同じくブラジルで印刷した「1、2、3、日本語で話しましょう1(改訂版)」を中心に実施した。今回の実施については、三分一会長、矢田先生、また、矢田先生のご主人には大変お世話になったので、ここに感謝申し上げます。