フランス人留学生がボランティアに参加

 4月11日に春学期が始まって2週間。時々揺れるし、原発問題も解決しませんが、学校は通常と変わらない活気を取り戻しつつあります。元気な学生を見るとこちらもしょんぼりしてはいられません。  震災後、政府が用意した飛行機でいち早く帰国してしまったフランスの学生も1名を除きほぼ全員13名が戻ってきました。 そのフランス人の中に、ピースボートに応募して石巻市へボランテイアに行く学生がいます。 研修を2回受けて派遣されるというので、大丈夫だと思いつつ聞いてみました。 「どんな仕事をするんですか。」 「多分泥の掃除だと思います。」 「雨が降りますよ。」 「はい、レインコートと長靴を持ちました。」 よしよし、準備万端ですね。 「自分で食べるものは自分で持っていってくださいね。」 「はい。キャベツとトーフとパンとチョコレートを持っていきます。」 ちょっと心配になりましたが、きっと頑張ってきてくれると思います。 「ケガをしないように、気をつけて。」と言って送り出しました。